古代遺跡のような雰囲気漂う『旧太子駅(群馬県中之条町)』に行ってきました。
JR長野原草津口駅から車で10分ほどの場所にあり、遺跡のようなコンクリート建造物が目印のスポットとなっていました。
かつては鉄鉱石を運ぶ駅として栄えた太子駅、日本の戦後復興に貢献したとのことですが、昭和46年に廃線となりました。
現在では施設や駅舎などの復元を行い観光スポットとなっていますよ。
ホッパー棟跡地や駅のホームなどが見どころなので是非、足を運んでみてはいかがでしょうか。
今回は、そんな『旧太子駅』について紹介します。
実際に訪れた雰囲気を写真付きで紹介しますので、よければ参考にしてみてください。
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中之条町にある廃線の跡地『旧太子駅(おおしえき)』とは・・・
群馬県の北西部に位置する中之条町にある廃線となった駅です。
日本の戦後復興に貢献した群馬鉄山の遺構で、かつては鉄鉱石などを運び出す駅として栄えていました。
現在は施設や駅舎などの復元を行い、観光スポットとなっていますよ。
古代遺跡のようなホッパー棟跡地は写真映えもするので是非、ご覧になってみてください。
●群馬県中之条町にある廃線となった駅。復元され観光スポットになった
●戦後の日本復興に貢献。歴史のある観光スポットとなっていた
●ホッパー棟跡地は遺跡のような雰囲気。写真映えもする
●復元された駅舎には当時の様子などの資料があった
●無料の駐車場も完備。収容台数はたくさんで停めやすい
昭和46年に廃線となってしまいましたが、駅舎などの復元を行い『旧太子駅』として平成30年4月に一般公開を開始しました。
そのため、駅舎やトイレなどの施設はとても綺麗でしたよ。ホッパー棟跡地とのギャップがすごく、驚いたのを覚えています。
写真映えもするスポットなので是非、足を運んでみてはいかがでしょうか。
古代遺跡のようなホッパー棟跡地!登録有形文化財にもなっている
旧太子駅に残るコンクリート構造物のホッパー棟跡地。戦後日本の復興を支えた旧群馬鉄山に関する唯一の遺構とのことです。
簡単に説明すると、鉄山で採取された鉄鉱石を集めて、貨物列車に積み込んでいた跡地となります。
群馬鉄山からロープウェイで鉄鉱石を運搬し、ここから貨物列車で京浜地域などへ運びだしていたみたいですよ。
ホッパー棟跡地ですが、閉山時に2階と3階部分は解体されてしまいました。現在は1階部分のみ見ることができます。
かつては1階部分も大半が土に埋もれている状態でしたが、施設全体と併せて掘り出され復元整備がされました。
そのため、現在では当時の雰囲気を味わうことができるようになっていました。
登録有形文化財にもなっているホッパー棟跡地ですが、古代遺跡のような雰囲気となっていました。
崩落等の危険が予測されるため、中や上への立ち入りは禁止されていましたが、それでも良い写真が撮れそうですね。
ちなみに夜は封鎖されていて旧太子駅へ入ることはできませんが、遠くから眺めることはできます。
街灯も少ないので、なかなか怖い雰囲気がありましたよ。
復元された旧太子駅舎内には当時の写真などを展示
旧太子駅の駅舎が入口となっていました。
こちらもを復元したとのことで、当時の写真を見ると形や看板など、かなり細かく再現されていました。
駅舎内は資料館にもなっていました。
太子駅の現役時代の写真など様々な資料を見ることができます。当時の雰囲気を確認できる貴重な資料館なので是非、チェックしてみてはいかがでしょうか。
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旧太子駅 基本情報
〒377-1702
群馬県吾妻郡中之条町太子251番地4
営業時間:10:00~16:00
入場料 :200円 ※中之条町民と中学生以下は無料
定休日 :12月~3月は毎週火曜日、水曜日(祝日を除く)、12月29日~1月3日
電話番号:0279-95-3055
駐車場 :あり(無料)
公式サイト:旧太子駅 | 六合の里温泉郷組合
まとめ
今回は群馬県中之条町にある『旧太子駅』について紹介しました。
旧太子駅ではホッパー棟跡地や駅舎内の資料館など、見どころ満載の観光スポットとなっていました。
整備が進んだ現在は車でのアクセスもしやすく、気軽に訪れることができるようになっていました。
あなたも是非、旧太子駅へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
おわり
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