100匹以上のキツネが放し飼いの『宮城蔵王キツネ村(宮城県白石市)』に行ってきました。
モフモフな毛・大きな耳と尻尾・愛くるしい表情など、かわいい写真を多く撮ることができ癒された1日になりました。
宮城蔵王キツネ村のキツネはエキノコックスに感染していないため、キツネに安心安全にふれあえる日本でも珍しい動物となっています。
群馬県から片道3時間半かけて訪れましたが、遠くからも訪れても価値のある魅力的な場所となっていましたよ。
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宮城蔵王キツネ村とは・・・
施設の名前にもなっている通り、宮城県に位置するキツネを中心とした動物園となっています。
日本屈指のキツネの動物園となっており、100匹以上のキツネや珍しい種類のキツネなどを見ることができますよ。
通常、キツネはエキノコックスという寄生虫に、感染していることがほとんどです。
人間にも感染する可能性もあるため、触ることができません。
しかし、宮城蔵王キツネ村のキツネは、「人工的な繁殖」「虫卵検査」など徹底的な対策を行い、エキノコックスへ感染しているキツネがいないとのこと。
そのため、放し飼いのエリアにも人間が入れるようになっています。
柵や仕切りがなく、間近でキツネを見ることのできる数少ない動物園となっていますよ。
僕が訪れた日はキツネを抱っこできるイベントもやっていましたよ!
営業時間
通常の営業時間は、9:00~17:00(最終入場:16:30)となっています。
また、冬期営業は終了時間が16:00(最終入場:15:30)となりますので注意してください。
季節・悪天候などで営業時間を短縮する場合もあるため、実際に訪れる前に『宮城蔵王キツネ村公式HP』を確認することをオススメします。
定休日
2月・8月を除く、毎週水曜日が定休日となっています。
ただ、祝日は営業を行っているとのことです。
入場料
入場料は以下のシンプル設定です。
・大人中学生以上:1,000円
・小学生以下 :無料
キツネが放し飼いになっている動物園のため、大人1人に子供1人が前提条件となっていますので注意してください。
大人1人に対して、子供複数の入場は原則認められていないとのことです。
キツネのエリアに人間が入ることになりますので、注意事項がたくさんありました。
安全に配慮されたことなので、訪れる際は気をつけてください。
駐車場
第4駐車場まで完備している専用の駐車場を完備しています。
大型連休時でも渋滞もなく、駐車スペースもたくさんありました。
駐車スペースを探して彷徨うなんてことはないと思いますよ!
実際に行った感想
入場時の注意事項がたくさん
キツネのエリアに人間が入るのをコンセプトにしているため、入場時にたくさん注意事項を説明されます。
全てではありませんが、基本的には以下のことを説明していました。
・放し飼いエリアの入り口付近では立ち止まらない
・咬まれるため、キツネに触らない
・通路以外を歩かない
・物を落とさない(埋められてしまうらしい)
・きつねの追い払い方などなど
我々の安全確保を目的とした注意事項なので守るのは当たり前ですが、キツネの好奇心は想像以上です。
思わぬ怪我に繋がる可能性もあるため、放し飼いエリアは子供連れには不向きに感じました。
実際に放し飼いエリアでの写真です。
キツネが寝ていて、かわいい光景ですが人間が放し飼いエリアに入った途端に近づいてきます。
寝ることよりも好奇心を優先するあたりは見習いたいところですね。
エサやり場の様子!とてもかわいいです。
放し飼いエリアの中心付近にある『キツネへエサをあげることができる場所』
人間の休憩場所にも利用される安息地となっていますよ。
少し高台に設置されており、キツネを見下ろす感じで観察することができます。
この場所ではゆっくりと写真撮影をすることがもでき、キツネも多く集まっているのでエサをあげない場合でもおすすめの場所となっています。
エサはこの『高台の中』で買うことができます。
ビーフジャーキーのようなエサを高台から、キツネに向かってあげる仕様になっていました。
エサを手に持っているだけで、キツネと目が合うほど狙われます。(笑)
自分が動かないと絶対に動きません。
そのため、エサをちらつかせておけば写真を撮り放題となります。
ちなみに高台側からみえるキツネはこんな感じです。
エサから目を離さないため、常時上目づかいとなっていました。
こんな、かわいい表情をされていたら、ついついエサをあげてしまいますよね・・・
エサをあげると、そのエサを巡って喧嘩が始まります。
かわいい表情はどこにいった?と感じるほど、鳴き声が絶えない激しい喧嘩が勃発します。
エサを食べ終えると、また上目づかいでエサを見つめます。
その繰り返しの行動も面白いので、よければ観察してみてください。
少しだけ他の動物もいる
キツネ中心の動物園ですが、『ヤギ・ポニー・ウサギ・モルモット』などキツネ以外の動物もいました。
人懐っこい性格でかわいいですが、キツネを目当てに訪れているお客さんが多く人気はいまいちでした。
特にポニーに関しては目立たないエリアだったため、本当にお客さんが少なかったです。
ちなみに僕が訪れた時は、子ヤギがいました。
活発に動いていてかわいかったですよ!
キツネと併せて、他の動物もみることをおすすめします。
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キツネの商品が欲しくなる
ここまでキツネを見ると、キツネをモチーフにした商品が欲しくなりますよね。
キツネ好きには嬉しい『キツネの箸置き』があるのをご存知ですか!?
手を前にビューンと伸びる愛らしい姿をモチーフにしています。
1個100円未満のお手頃価格で食卓が和む商品ですね!!
おすすめスポットを紹介
今回、僕が訪れたおすすめの観光地をご紹介します。
お出かけの際の参考にして頂ければ嬉しいです。
●御釜(山形県・宮城県)
山形県と宮城県にまたがっている蔵王連峰には、五色に変化する湖があります。
有名な観光地なので深い説明はしませんが、5月頃の御釜は凍っていました。
イメージとは違う御釜を見たい方には5月頃がおすすめかもしれませんよ。
↓御釜の記事はこちら
●十六羅漢岩(山形県遊佐町)
秋田県にほど近い、山形県にある無料で楽しめる観光スポットです。
ここでは少し変わった景色を見ることができます。
海沿いの壁に22体の仏像があり、海と仏像を楽しめることができますよ。
海からも近いため、おすすめの観光地でした。
↓十六羅漢岩の記事はこちら
●加茂水族館(山形県鶴岡市)
山形県鶴岡市にある水族館ですが、ここでの見どころ『くらげ』です。
50種類を超えるクラゲの展示や直径5メートルを超える円形大水槽など、くらげ日本1の水族館となっています。
受付が1~2か所しかないため、大型連休時は混雑しますが綺麗で楽しい魅力の詰まった水族館となっていましたよ。
↓加茂水族館の記事はこちら
●ジャパン・スネークセンター(群馬県太田市)
キツネ中心の蔵王キツネ村と同じように、ヘビを中心とした動物園が群馬県にあるのをご存知ですか?
世界中の大蛇や毒蛇などが飼育展示されており、ヘビに関しては充実した施設となっています。
多くのヘビがいますが、おすすめのヘビは『ブラックマンバ』
世界で最も人の命を奪っている最強のヘビといわれています。
群馬県へ訪れた際は足を運んでみてはいかがでしょうか?
↓ジャパン・スネークセンターの記事はこちら
宮城蔵王キツネ村 基本情報
〒989-0733
宮城県白石市福岡八宮川原子11-3
営業時間:9:00~17:00(最終16:30)
定休日 :毎週水曜日(2月・8月除く、祝日は営業)
入場料 :大人中学生:1,000円/小学生以下:無料
駐車場 :あり(無料)
公式HP :宮城蔵王キツネ村
宮城蔵王キツネ村 アクセス
東京から | 車 | 東北自動車道/浦和I.C→白石I.C→キツネ村 |
(約350Km・約4時間45分)(白石I.Cから車で約20分) | ||
新幹線 | やまびこ/東京→白石蔵王→キツネ村 | |
(約2時間5分)(白石蔵王駅から車で約20分) | ||
仙台から | 東北自動車道 | 仙台南I.C→白石I.C→キツネ村 |
(27.3Km・約30分)(白石I.Cから車で約20分) | ||
一般道路 | 仙台→岩沼→宮→白石→キツネ村 | |
(車で約1時間) |
(参考:宮城蔵王キツネ村公式HP)
まとめ
今回はたくさんのキツネに会える動物園『宮城蔵王キツネ村』を紹介しました。
エキノコックスやキツネの生態の関係上、ここまでキツネに特化した動物園は宮城蔵王キツネ村のみとなります。
注意事項が多いため、子ども連れには少し不向きな動物園ですがかわいいキツネには癒されること間違いなしです。
大型連休の際にも混雑は少なめのため、是非デートスポットの候補にしてみてはいかがですか?
おわり
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