陸上で最も背の高い生き物のキリンは、長い首や黄褐色のまだら模様などが特徴的ですよね。
日本国内の動物園でも多く飼育されているため、一度はみたことがあるのではないでしょうか。
よくみると『つぶらな瞳』で可愛らしい動物ですよね。
そんな、キリンですが実は『胃が4つ』あるのをご存知でしょうか?
植物をより効果的に吸収できるように進化したとのことです。
実際に博物館で、その姿を見た時は驚きました。
今回は『キリンの特徴』についてまとめてみました。
【スポンサーリンク】
キリンはどんな動物なの?まずは基本情報について
陸上で最も背が高い生き物である『キリン』ですが、オス(高さ4.7から5.3メートル、体重800から2,000キログラム)、メス(高さ3.9から4.5メートル、体重550から1,180キログラム)といわれています。
具体的には『曙太郎(身長204cm・体重233kg)』を2倍以上の高さにし、体重を10倍以上増やした感じになります。
人間と比較すると、その凄さがよくわかりますよね。
●陸上で最も背の高い生き物!長い首・長い舌を持っている
●胃が4つある!?不思議な生き物
●最も『高血圧』で心臓に負担をかけている
●臆病な性格で睡眠時間がとても短い
キリンは首が長い動物のため、『脳から心臓』まで高低差が2メートル以上あるといわれています。
体全身へ血液を送るのが心臓の役割ですが、キリンの場合は脳へ血液を送るのも一苦労みたいですね。
高血圧な動物としても有名みたいですよ。
また、キリンは臆病な性格でほとんど寝ない動物らしいです。
特に野生のキリンは、立ったまま半分寝ている状態を30分程度繰り返して身体を休めているとのこと。
横たわって寝ることは滅多にないみたいですよ。
ちなみに群馬県にある『群馬サファリパーク』では、間近でキリンをみることができます。
雨の日や寒い日でも楽しめるので是非、足を運んでみてください。
【スポンサーリンク】
キリンに胃は4つある!?その驚きの理由とは
キリンは、効率的に植物を消化できるように『胃が4つ』に進化したといわれています。
僕はこの事実に衝撃を受けましたが、その理由を聞くと納得しました。
キリンは草食動物で主に『葉っぱ』などを食べる動物です。
ただ、葉っぱなどの植物には消化しにくい部分もあり、キリンは効率的な消化ができませんでした。
ただ、サバンナの大自然に生きるキリンたちも命がけの生活。
消化不良などを起こしていては、生き残ることはできません。
そのため、効率的な消化をするために胃が4つになったといわれています。
一度食べた物を吐き戻し、噛み返すをするためで、これを『反芻(はんすう)』というらしいです。
反芻をすることで消化しにくい繊維も消化することができ、必要な栄養素をより多く吸収することができるようになりました。
一説では、食道を分化させて胃を増やしたとされており、キリンが生き残るための進化とされています。
こんな発見ができる!!大哺乳類展2
今回、僕がキリンの不思議を学んだ場所は『大哺乳類展2』という博物館です。
常設ではなくイベント解散の博物館でしたが、哺乳類について深く学ぶことができました。
まとめ
今回は、キリンの特徴について紹介しました。
陸上で最も背の高い生き物ですが、胃が4つあるなど不思議な部分も多い動物ではないでしょうか。
生き残るために進化した部分とのことで、こういった部分を知ると動物たちへの見方も変わってきますよね。
おわり
【スポンサーリンク】